💡 この記事の3行まとめ
- ゲーム画面のスクリーンショットには、読むつもりのない情報(フレンド名・アカウント名・通知・購入履歴)が一緒に写っています。
- Mac専用の画面OCR翻訳『Zipp』は、
⌃Sで読めない行だけを矩形で囲み、Apple Visionで端末内処理。画面画像の外部保存ゼロ、0.3秒で訳が出ます。 - 画面を外に出さない運用は、無料でダウンロード(登録不要)、1日15回までから始められます。
📌 この記事の対象読者
- ゲーム画面のスクリーンショットを翻訳サービスに貼り付けるやり方に、なんとなく不安がある方
- Steamのフレンド通知やライブラリ画面に、消したくない情報が映ると気づいている方
- 「画面画像の外部保存ゼロ」が具体的に何を意味するのか、動作として確かめたい方
ゲーム画面は、読むための文字だけではできていません
Steamで英語のゲームを遊んでいると、読めない文字は至るところに出てきます。クラフトの素材名、スキルの説明、クエストの目標、NPCのセリフ、死亡時のログ。これを翻訳しようとして、まずスクリーンショットを撮る。そして翻訳サービスに貼り付ける。この流れは今でも非常によく使われています。
問題は、スクリーンショットが「画面全体」だということです。画面全体には、読むつもりのない情報が同時に写ります。
- Steamオーバーレイの通知:フレンドのログイン通知、メッセージのプレビュー、実績解除のポップアップ。表示名には本名や普段使っているハンドルが入ります。
- ライブラリ画面:メールアドレスの一部、購入履歴、プレイ時間、フレンドリスト。
- ゲーム内チャット:一緒に遊んでいる人のIDや、サーバーの招待リンク。
- ネットワーク診断や設定画面:接続先のIPアドレス、ルーター名、ポート番号。
- 配信・録画のUI:配信タイトル、視聴者数、コメント欄。
これらは「秘密にしなければならない」と意識していなくても、外に出す必要のない情報です。翻訳したいのは画面の下3分の1にある一文なのに、渡しているのは画面全体。目的に対して過剰な材料を渡している状態です。
そして厄介なのが、トリミングの手間です。毎回切り抜くのは面倒なので、つい画面全体をそのまま貼ってしまいます。手間を省くための省略が、そのまま情報の提供範囲の拡大になります。ここは意識ではなく、経路の設計で解くべき問題です。
解決策:画面を「外に出さない」経路に変える
Zippは、画面に描画された内容をMacの中で読み取ります。スクリーンショットという中間ファイルを作らず、Apple Visionによる端末内処理で文字を認識するため、画面画像の外部保存ゼロで翻訳が完結します。手順は3つです。
手順1:材料を「読む行」だけに絞る
⌃Sを押すと矩形で範囲を指定できます。ここで画面全体ではなく、読めない行だけを囲みます。この一手間が、そのまま「外に出る情報の範囲」を決めます。
- クエスト目標:目標文の2〜3行だけ
- クラフト画面:素材名の行だけ。インベントリの数字は囲まない
- スキル説明:説明文の段落だけ。上のステータス欄は含めない
- NPCのセリフ:セリフ欄だけ。チャット欄は囲まない
囲む範囲を狭くするのは、精度のためでもあります。余計な文字が入らないぶん、認識する対象が減り、訳が混ざりません。プライバシーと精度が同じ操作で改善する、というのがこの方法の面白いところです。
手順2:端末内処理であることを、回線を切って確かめる
「画面画像の外部保存ゼロ」と言われても、実際に確かめないと信用できないと思います。確認は簡単です。MacのWi-Fiを切り、ネットワークに繋がっていない状態で⌃Sを押し、英文を囲んでみてください。
訳が出れば、その処理は端末内で完結しています。出なければ、どこかで外部と通信しています。この検証は1回やれば済み、しかも自分の環境でできます。ZippはApple Visionを使うため、回線の有無で結果が変わりません。飛行機の中でも、社内の閉じたネットワークでも同じように動きます。
手順3:あとから残らない運用にする
スクリーンショットを撮る方法には、もう一つ副作用があります。撮ったファイルがデスクトップやピクチャフォルダに溜まることです。ゲームの画面には上に挙げた情報が写っているので、そのファイルが残り続けることになります。
囲む方法は、ファイルを作りません。クリップボードに画像を積むこともありません。訳を読み終えて閉じれば、画面は元のゲームに戻ります。状態を残さないというのは、整理の手間が減るという意味でもありますが、そもそも残さないので整理の対象が発生しません。
この3つを組み合わせると、「読めない行が出る → ⌃Sで囲む → 0.3秒で訳が出る → 閉じる」という経路になります。この経路のどこにも、画面の画像がMacの外に出るポイントがありません。
画面全体を渡す方法と、囲む方法の比較
【外に出る範囲】
従来:画面全体。通知・ID・購入履歴も一緒に渡る
Zipp:囲んだ行だけ。読む対象に限定される
【処理の場所】
従来:サービス側のサーバーで処理されることが多い
Zipp:Apple Visionによる端末内処理
【通信の有無】
従来:送信と応答の通信が発生する
Zipp:画面画像の外部保存ゼロ。回線を切っても動く
【中間ファイル】
従来:画像が保存され、デスクトップに溜まる
Zipp:ファイルを作らない。クリップボードにも残さない
【手間】
従来:撮る・切り抜く・貼る・待つ
Zipp:⌃S ➔ 囲む ➔ 読む(0.3秒)
【無料枠の考え方】
従来:サービスごとに条件が異なる
Zipp:無料でダウンロード(登録不要)・1日15回まで
よくある質問(FAQ)
Q. ゲームの画面は、そんなに敏感な情報を含みますか? A. 含む場合があります。フレンドの表示名、サーバーの招待リンク、ネットワーク設定のIPアドレスなどは、読むつもりのないところに写っています。大切なのは「含まれていないこと」を毎回確認するのではなく、含まれない経路を選ぶことです。
Q. 回線を切ったら本当に動きますか? A. 動きます。Apple VisionはmacOSに含まれる端末内の文字認識フレームワークで、外部との通信を必要としません。Wi-Fiを切った状態で⌃Sを押し、英文を囲んで確認してみてください。
Q. フルスクリーンで遊んでいるときも囲めますか? A. 多くの場合そのまま囲めますが、ゲーム側がキーを横取りしている場合は反応しないことがあります。その場合はウィンドウモードかボーダーレスウィンドウに切り替えると安定します。ゲーム内で⌃Sが別の操作に割り当てられている場合は、その割り当てを変更してください。
Q. 1日15回の枠は、ゲーム1セッションで足りますか? A. 囲む範囲をまとめると足りやすくなります。クエスト目標とスキル説明を別々に囲むのではなく、画面内の読むべき箇所を続けて処理する使い方が現実的です。枠は毎日回復します。
読むために、画面を外に出す必要はありません
翻訳の品質を上げたいときに、つい「もっと多くの情報を渡そう」と考えがちです。翻訳に必要なのは、読めない行そのものです。画面全体を渡す必要はありませんし、渡さないほうが精度も上がります。
囲む、端末内で処理する、残さない。この3つが揃うと、ゲームの画面はMacの中だけで完結します。まずは無料ダウンロードで、回線を切った状態から試してみてください。
▼ 無料でダウンロード(登録不要・1日15回まで)
zipp-mac.surge.sh